夏場のタイヤバーストが起きやすい原因と対策の解説【パンクとの違い】

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タイヤのバースト車のトラブル

「タイヤのバーストによる事故が危ないということを聞いたことがあり、気になっている。」とはいえ、自分には関係ないと思っている人も多いのではないでしょうか。

タイヤバーストは、きちんと予防をしておけば起こる可能性をかなり抑えられます。しかし2018年度のJAFでのロードサービス救援依頼は、バッテリー上がりに次いでタイヤトラブルが2番目に多かったそうです。

JAFだけでも年間40万件近くの救援依頼がきているので、実際はそれ以上にタイヤバーストなどのトラブルが起きているはず。

深刻な事故を起こさないためにも、タイヤバーストに関してしっかりと理解しておくと良いでしょう。この記事では、そんなタイヤトラブルが起きる原因や対策をまとめています。

2分くらいで簡単に読めてタイヤバーストの心配を減らして、より安心してドライブができるようになると思いますので、ご一読ください。

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そもそもタイヤのバーストって何?パンクとは違うの?

そもそも、タイヤバーストはタイヤのトラブルだということは分かるかと思いますが、パンクとはどのように違うのでしょうか。

バーストとは、走行中にタイヤが破裂してしまうこと

バーストとは、走行中に突然タイヤが破裂してしまうことです。走行中いきなりの現象なので、車両のコントロールができなくなってしまう恐れがあります。周囲を巻き込んだ命に関わる大事故を起こす可能性もあるので、注意しておきたいです。

パンクはタイヤに穴が空いて空気が抜けていくこと

一方、同じタイヤトラブルのパンクは、空気が徐々に抜けていくことです。バーストのように一気に空気が抜けるわけではないので、多少のパンクでは気づかない人もいます。

また、バーストのように突然ハンドルの操作が思い通りにならなくなるほどではないので、パンクは、バーストほどは危険性がありません。

パンクの原因としては、

  • 針や釘など尖ったものがタイヤの接地面に刺さって穴があく
  • 縁石などにタイヤの側面を擦ってしまう

などが考えられます。

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バーストが起きてしまう原因とは?夏場に多いのはなぜ?

危険性の高いバーストですが、どのようなことが原因で起きてしまうのでしょうか。また、夏場に多いのはどういったことが影響しているのでしょうか。

バーストが起こる原因として多いのはタイヤの空気圧の低下

バーストの原因として、最も多いと言われているのはタイヤの空気圧の低下です。空気圧が低い状態で走行を続けていると、「スタンディングウェーブ現象」という状態に陥ります。

スタンディングウェーブ現象とは、タイヤの表面が波状に変形してしまうことです。

その状態でさらに走行を続けているとタイヤが熱を持って、タイヤ内部の形状を保持してくれている補強材が損傷してしまいます。それに伴ってタイヤがバーストしてしまうという仕組みです。

過積載もバーストの原因になり得る

その他、過積載もタイヤバーストの原因です。車にはそもそもどれくらいまで荷物を積めるかという積載量が決められています。積載量を大きく上回った重量物を運んでいると、実はタイヤが耐えきれず変形してしまっているのです。

その状態で走行を続けていると、負荷に耐えきれなくなったタイヤがバーストしてしまう可能性があります。とくにトラックなどでよく見られますが、普段から乗車人数や車の積載量を考えて荷物を積むようにしましょう。

タイヤの劣化やひび割れも原因になる

普段からタイヤをよく点検していなければ、タイヤはひび割れを起こしている可能性があります。ひび割れは、

  • 紫外線
  • タイヤワックスなどの薬品

が要因で起きることが多いです。

タイヤのひび割れは、初めは外部からですが徐々に内部まで進行していきます。
内部までタイヤの劣化が進むとバーストを引き起こしてしまうのです。

夏場にバーストが多いのは、タイヤが熱と圧力に耐えられなくなるから

空気圧の低下や、過積載、タイヤの劣化などバーストの原因はありますが、夏場にそのような状態にあると、さらにバーストの危険性が高いです。

真夏の熱いアスファルトの上を走行していると、熱でタイヤの温度が上昇します。加えて高速走行すると車のバウンドでタイヤが押されて戻ってを繰り返して内部の温度も上がり、圧力が上昇してしまうのです。

そのため、暑い夏の日に長距離走行が続くと、タイヤが熱と圧力に耐えきれなくなりバーストしてしまう可能性があります。

特に、近年は猛暑と大雨などの以上気象続きです。タイヤのバーストが起きやすい状況にあるということを理解しておきましょう。

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バーストを起こしてしまったときの対処法

それでは、もしバーストを実際に起こしてしまったときは、どのように対処すれば良いのでしょうか。

ロードサービスを利用する

当たり前かもしれませんが、まずバーストしてしまったら、そのまま走らず路肩や安全な場所に車を停めましょう。その際、焦ってハンドルを切ったり急ブレーキを踏まずにゆっくり減速して停車するのがポイントです。

その後、落ち着いてロードサービスを呼びましょう。ほとんどのロードサービスでは夜間や休日もすぐに対応してくれるので安心です。普段から万が一に備えてロードサービスの連絡先を控えておくようにすると良いでしょう。

近くにガソリンスタンドや、修理してくれそうな場所があったとしても極力自力で走行するのは避けましょう。ロードサービスの会員になっていれば、レッカーサービスも短い距離であれば無料のものが多いです。

スペアタイヤに交換する

バーストを起こしてしまってから、サービスエリアやパーキングエリアなど安全な場所に運良く移動できた場合は、自力でスペアタイヤに交換することも可能です。

ただし、高速道路の路肩などで作業するのは、路肩の車に後続車が突っ込む事故が多く危険なのでやめましょう。

また、スペアタイヤに交換する場合でも念のためロードサービスに連絡して状況を伝えておくと安心です。

スペアタイヤが搭載されていなく、代わりにパンク修理キットが載せられている車も最近増えてきました。バーストは修理キットでは修復できるものではないので、ロードサービスの力を借りるしかないでしょう。

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バーストの予防策は?普段からできる対策はどんなこと?

危険性の高いバーストは防げるに越したことはありませんよね。実際、普段からの対策をしっかりとしていれば高確率でバーストを予防できるので、方法を確認しておきましょう。

タイヤの空気圧監視モニターを導入する

リアルタイム監視で車の空気圧を監視できるモニターが最近はあります。

①ハイプレッシャー警報

②タイヤ高温警報

空気圧の設定をしておくと、設定値を超えた時にアラートで知らせてくれますので、高速道路の運転が多いドライバーには安心です。

タイヤの空気圧を定期的に点検する

最もバーストの原因として多い空気圧の低下には、定期的に点検することが効果的です。

ガソリンスタンドでは、空気圧を確認できることが多いので1ヶ月に1度を目安に点検を行うようにしましょう。

もしくは、3ヶ月〜6ヶ月毎に自動車整備工場へ持ち込んで全体的な車の状態を見てもらうのも、他の不調もないか分かるのでおすすめです。

自分で点検する際にはメーカーの適正空気圧を理解して、規定値まで入れられるようにしておきましょう。運転席ドア付近に「車両指定空気圧」という表示ラベルが貼ってあります。

点検する手順は、以下の流れです。
①タイヤのエアバルブのキャップを外す
②測定機械を使って空気圧を確認する

ただし、自分で行うのは手間が掛かるので、お店で見てもらう方が無難です。

タイヤの保管方法に気をつける

タイヤの保管方法によっては、タイヤが劣化を招いてバーストにつながってしまうので、気をつけましょう。スタッドレスタイヤなどは長期間保管している人も多いはずなので、とくに注意が必要です。保管の際のポイントは、

  • 入念に洗浄してから保管する
  • ビニール袋などで密閉する
  • 直射日光の当たらない屋内に保管する
    などです。

スタッドレスタイヤはとくに、ほとんどの場合で泥や融雪剤などの薬剤が付着しています。それらがゴムの劣化を早めてしまうのです。

また、紫外線や熱にも弱いので適切な場所で保管できると良いでしょう。

5年前のタイヤを使っている人は交換を検討する

一般的に乗用車のタイヤは3〜5年、平均4年で交換することが多いです。タイヤ業界の中でも5年使ったタイヤは点検や交換を推奨しています。実際に2019年には、2014年製のタイヤ破裂が増加しているそうです。

たしかにタイヤ1本交換するだけでも意外と出費は大きいですが、バーストして事故を起こす前に劣化したタイヤは迷わず交換しておきましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?この記事では、「夏場のタイヤバーストが起きやすい原因と対策の解説」を致しました。

タイヤバーストを防ぐとともに、いざ起きてしまったときも落ち着いて対処できるようにしておきましょう。

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