免停の通知が来ない!免停通知が遅いときはどうする?いつ届く?

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通知点数・罰金

交通違反を重ねて違反点数が一定の基準に達すると、免許停止(いわゆる「免停」)の処分が科されます。

免停処分が科されることが決まると違反者に封書かハカギの形で通知が届き、それに従って手続を進めていくことになります。ところがこの通知はすぐに届くこともあれば、違反をしてからしばらく経っても届かないことがあります。

この記事では、免停の通知が届かないときはどうすればよいのか、そして届いた通知を無視するとどうなるのかについてわかりやすく解説いたします。

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「免停通知」の種類と来るタイミング

免停になったときに届く通知には

  • 「行政処分出頭通知書(呼出通知書)」
  • 「意見の聴取通知書」
  • 「裁判所からの呼出状」

などいくつかの種類があります。

行政処分出頭通知書(呼出通知書)

「行政処分出頭通知書(呼出通知書)」とは累積点数が免許の停止処分に達した方に送られるものです。 

「あなたに対する運転免許停止●●日を通知しますので、下記の日時、場所に来てください」という内容の通知と、

・日時
・場所
・理由(違反行為があった日時や種別)
・前歴の回数
・累積点数
・注意事項等

が記載され、ハガキ、あるいは封書で免許センターから普通郵便で投函されます。

前歴や免停の仕組みについては、下記記事が詳しいので合わせてご参照ください。

なお、指定された日時に出頭することができない場合、行政処分出頭通知書に記載されている連絡先に事前に連絡すると日時の変更をしてもらうことも可能です。

意見の聴取通知書

「意見の聴取通知書」とは、行政処分がされる予定の人から「意見を聞く」手続について通知するための書類です。

意見の聴取は90日の免許停止以上の処分を受ける予定の方が対象となります。

意見の聴取への参加は義務ではありませんが、処分について言い分を述べることができる貴重な機会となります。

裁判所からの呼出状

重大な違反行為により一発で免停になる場合は刑事処分を決定するために違反者は裁判にかけられることになります。

そのため、裁判所から「何月何日の何時に裁判所に出頭するように」という内容の呼出状が届きます。

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免停通知はいつ届くか

免許停止の通知ハガキは、通常は1か月以内に通知が届きます。

違反をしてから通知が届くまでの期間は約1週間から1か月程度が一般的ですが、違反の内容や点数によっては2か月以上かかることもあります。

「通知が遅い」「いつまでも届かない」と感じたときにはしばらく待ってみることをお勧めしますが、手続の状況がわからなくて不安になったときの対策には次の2つがあります。

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免停の通知が来ない場合の対処法

方法1 自動車安全運転センターで違反点数を確認する

各地の運転免許試験場には自動車安全運転センターという警察庁所管の法人があり、運転の経歴に関する様々な証明書を発行してもらうことができます。

その中に「累積点数等証明書」という過去の交通違反と累積点数を証明する書類がありますので、それを確認することによって免停の条件を満たしているかチェックすることができます。

申請を行うためには証明書申込用紙に必要事項を記入し、手数料を添えて最寄りのゆうちょ銀行・郵便局から申込みをするか、センター事務所の窓口へ直接持参する必要があります。

証明書の交付手数料は1通につき630円です。証明書は郵便で、またはセンター事務所で直接受け取ることができます。

「累積点数等証明書 ○○県」などで検索すると必要な情報を取得することができます。

方法2 警察署に直接問い合わせ

最寄りの警察署に電話などで直接問い合わせをし、事情を聞く方法もあります。

ちなみに、交通違反を管轄しているのは各地の警察署の「交通反則通告センター」という部署です。

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免停の通知が来ないと、運転しても良いか?無免許になる?

通知が来ない間は車を運転して問題ないのでしょうか。

免停の処分は、行政処分出頭通知書(呼出通知書)を持って免許センターに行って受付をして免許証を預けた瞬間に執行されます。

つまり、それまでは免停の処分は効果を生じていませんので、問題なく車を運転することができます。

ただし免許センターに出頭した後に車を運転すると無免許運転になりますので、免許センターに行くときは公共の交通機関を利用するか、知人や家族に運転してもらうようにしましょう。

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免停の通知を無視した場合は?

免許センターに出頭するまでは免停の効果を生じないということは、免停の通知を無視して出頭しなければいつまでも車を運転できるようにも思えます。

もしも、通知を無視し続けているとどうなるのでしょうか。

処分が消えることはない

通知を無視し続けていれば、いつか免停処分自体が消えてなくなるのでは?と思われる方がいるかもしれません。借金などの場合は時効という制度があり、一定の時間が経過すると責任が消滅することがありますが、免停処分に時効はありませんので、無視し続けていればいつかは処分を免れるということもありません。

免許証を保管されることも

免停の通知を無視したからといって、自宅や会社に電話がかかってきたり、誰かが催促のために訪問してくるということはありません。

しかし、検問、職務質問、免許更新などの際に処分を受けていない「未処分者」ということが発覚すると、道路交通法の規定により免許証を取り上げられて改めて出頭命令を受けることがあります。

点数がリセットされない

免停処分を受けて停止期間が経過すると、違反点数はリセットされてゼロに戻ります。ところが通知を無視して出頭をしないと、違反点数はリセットされずに累積し続けることになります。すると次に違反をしたときに新たな違反の分の点数が加算され、免停の期間が長くなるなどより重い処分を課されることになります。

意見の聴取を受けられない

通知を無視していると、処分について意見を述べることができる貴重な機会である意見の聴取の手続を利用することができません。

意見の聴取は場合によっては停止期間を軽減してもらうこともできる手続ですが、通知を無視して手続を利用することを放棄すれば、当然のことながらその恩恵を受けることはできません。

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最後に

免停の通知についてお分かりいただけたでしょうか。

違反をしてから通知が届くまではしばらく時間がかかりますので、焦らずに待ってみることをお勧めしますが、手続の状況を確認するためには累積点数等証明書を取得したり警察署にお問い合わせをしてみるとよいでしょう。

免許証を預けるまでは問題なく車を運転することができますが、だからといって通知を無視して出頭しないことは免停処分が先延ばしになる以外にメリットがありません。通知を受け取ったら必ず出頭して手続を済ませるようにしましょう。

また、通知が届いた後、違反者講習・停止処分者講習(免停講習)という講習を受けると、免停期間が短縮されます。ぜひご活用ください。

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